さまざまな形態のフラワーギフトがある中でスタンド花は、1段のものや、よりボリューム感のある2段のタイプ、より高級感を演出したデザイン性の高いスタンドを用いたものなどがあります。新オフィス開設祝い、お店関係の新規・改装のオープン祝い、俳優さんなどの出演祝い、アーティストへの個展開催祝い、結婚祝い、そしてお悔やみ系（供花）などのシチュエーションで贈られることが多い印象があります。

スタンド花の特徴の1つとして、贈る側の名前や会社名などが記された札が付属します。これにより贈る側も贈られる側も、お付き合いの程度をアピールすることもできます。

そうした中で、白いお花を主体に、または他の色を引き立てるためのアクセントとしてあしらうのはいかがでしょうか。白という色には、何物にも染まっていない、ピュアな印象があります。また多くの光を反射し、明るく、清潔で神聖なイメージもあります。ちなみにウェディングドレスや白無垢などの花嫁衣装は、神様に仕える神聖な存在といった意味もあると言われています。なお白いお花の持つ花言葉は、希望、純愛、清かな心、清楚、あなたを癒す、純潔などがあり、フラワーギフトとしてはどのようなシチュエーションにもお使いいただけそうです。

そんな白いお花には、「花の女王」と呼ばれもっとも認知度や人気の高いお花の1つであるバラ、ユリ、ガーベラ、胡蝶蘭などがあります。胡蝶蘭はフラワーギフトとしてたいへん人気のあるお花で、それ単体の鉢植えがさまざまなお祝いの場面で贈られていますし、複数のお花とともにあしらうフラワーアレンジメントやスタンド花を彩るお花としても用いられています。もちろんその他にも多くの白いお花がありますので、ご興味をお持ちになりましたら、お調べになってみてはいかがでしょうか。

ボリュームたっぷりのスタンド花において、白いお花との組み合わせとしておすすめできる1つは、グリーン系のお花です。あわせて葉物もふんだんにあしらえば、たいへん爽やか、ナチュラル感のあるお仕立てとなります。また、赤系のお花とともにあしらえばたいへん縁起の良い紅白のイメージに仕上がりますし、さらにピンクのお花が加われば、優しく上品な印象を醸すこともできそうです。その他、基本的にはどのような色のお花と組み合わせても素敵な演出ができます。

なお、供花としてお使いいただく場合は、白を主体としながら、優しく淡いトーンのピンクや紫などのお花とともにあしらえば、控えめながらも色彩感のある贈り物ができそうです。