お祝いのときの定番の贈り物となっているフラワーアレンジメント。すき間ができないほど、ふんだんにお花を使って美しく配置しますので豪華な上、花瓶に差し替える必要がなく受け取ったらそのまま飾れる手軽さで高い人気を誇ります。ご親戚やご友人、お知り合い、お仕事関係の方などのお祝いや記念日のときには、フラワーアレンジメントを贈り物に選ぶという方は少なくありません。

しかしその一方で、フラワーアレンジメントは寿命が短いものです。切り花を用いていますから当然ではありますが、数日程度でお花が枯れてしまいます。小まめにお手入れをしてあげると多少は寿命が延びますが、それでももって1週間が限度でしょう。大切な方からいただいたお花をできるだけ長く楽しみたいものですから、お花が枯れてしまうのは少し残念ですよね。

そこで、プリザーブドフラワーのフラワーアレンジメントを贈り物に選んでみてはいかがでしょうか。プリザーブドフラワーとは、生花を特殊な液体に浸して枯れないように加工したお花のことです。お花が一番美しいときに加工を施しますので、瑞々しく色鮮やかなお花を長い期間楽しめるのです。プリザーブドフラワーが苦手な湿気の少ないヨーロッパなら5～10年ほど長持ちすると言われており、湿気の多い日本でも3年ほど、湿気対策をして直射日光に当たらない場所に飾っていただけば、5年ほど持つでしょう。さらに、生花のようにお水を必要としないことも特徴です。お花は好きだけれど、水やりや花瓶のお水交換をする暇がないほど忙しいという方でも、プリザーブドフラワーなら気軽に飾って楽しんでいただけそうですね。

また、プリザーブドフラワーには素敵な意味があることもご紹介します。お花にはそれぞれ花言葉が付けられていますが、お花がプリザーブドフラワーになると、もともと持っている花言葉に「永遠」という意味が付け加えられるのです。例えばバラには「愛」「美」という花言葉が付けられていますが、バラをプリザーブドフラワーにすると「永遠の愛」「永遠の美」というさらに素敵な花言葉になります。そのため、プリザーブドフラワーをお贈りするときには、使われているお花とそのお花の花言葉をチェックしてみてはいかがでしょうか。

生花のフラワーアレンジメントはフレッシュさや良い香りが魅力ですが、プリザーブドフラワーのアレンジメントも負けず劣らず素晴らしい魅力を持っています。ときには、生花ではなくプリザーブドフラワーを贈り物に選んでみるのもおすすめです。