フラワーギフトの中でスタンド花は、ボリューム感、高級感があります。店頭などに飾られれば、何かしらの催しやお店のオープンなどを街行く人に知らしめるきっかけになりますし、贈った側の所属や氏名が記された札が付属することで人脈などをアピールするアイテムにもなります。そうしたことから、スタンド花は日常的なプレゼントよりもパブリック性のある贈り物として使われる印象があります。

たとえば、お取引先企業の新拠点開設のお祝い、クラブやレストランなどの飲食や美容室など、お店の新規・改装オープン、また周年記念のお祝い、ホテルやショッピングモールといった大規模商業施設の竣工・オープン祝い、芸能人の方への出演祝いや楽屋花、さまざまなイベントの開催祝い、芸術家の個展開催祝い、結婚式のバンケットに飾られる祝い花などで見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。

スタンド花には、さまざまな種類や色のお花があしらわれます。また広がりや高さ、動きなどを表現しつつ、色味のバランスを整えるグリーンの葉物も重要なアイテムと言えます。贈る相手や年齢、シチュエーションによって、また予算によって、ボリュームや色の傾向を選択することになります。

その中で、胡蝶蘭は上品で、お花自体に高級感がありますので、フラワーギフトに用いるお花としてたいへん人気の1種となっており、鉢植えの胡蝶蘭も含めてさまざまな場面で贈られています。見た目の美しさや上品さだけでなく、「幸せが飛んで来る」という花言葉を持っていたり、またお花特有の香りや花粉が少ないので、オフィスや飲食店にも相応しいお花と言えるのではないでしょうか。

胡蝶蘭には白やピンク、紫、紅白（赤リップ）などがあります。中でも赤リップは、日本人が古くから縁起の良いものとして認知してきた紅白のイメージが表現されており、どのようなお祝いの贈り物にもおすすめできます。

白を主体とした胡蝶蘭をあしらったスタンド花ならば、それに組み合わせるお花としては、赤もおすすめです。赤いお花があしらわれたフラワーギフトそのものがたいへん華やかで艶やかな印象もありますし、胡蝶蘭で紅白を表現しつつスタンド花全体でも紅白のイメージづくりをすることで、より一層の縁起の良さを感じることができます。贈られる方にも、お喜びいただけるのではないでしょうか。