見る人にポジティブな印象や快活さ、楽しさを感じさせる黄色いお花。黄色は、光を連想するような色で、飾られた空間をパッと明るく彩ってくれます。幸福感が高まる効果もある黄色いは、まさに、お祝いに適した贈り物だと言えるのではないでしょうか。黄色いお花の贈り物は、あらゆるお祝いのシーンにマッチしそうです。しかし、黄色いお花を贈る意味を強調するのも素敵ではないかと思います。とこで、黄色いお花をお贈りするヒントをご紹介します。

まず、3月8日やその前後は、女性に黄色いお花を贈りするのに適した時期です。毎年3月8日はイタリアの「ミモザの日」で、女性に感謝を伝える日です。感謝の言葉とともにミモザの花が贈られますが、ミモザでなくても黄色いお花を贈るという人もいらっしゃいます。また、この日は「国際女性デー」でもあり、女性の社会参加や地位向上を訴えてきた女性たちをたたえる記念日です。起源は諸説ありますが、そのうちの一つが1904年3月8日にアメリカの女性労働者が女性の参政権を求めてデモを実施したこと。現在では、企業によるさまざまなイベントが開催されています。3月8日前後に、女性へお祝いのお花をお贈りするなら、黄色いお花をお贈りすると、お祝いの気持ちだけでなく感謝や尊敬も伝わりそうですね。

また、「テキサスの黄色いバラ」という歌をご存知でしょうか。さまざまなシンガーによってうたわれてきた古い民謡で、1950年代にアメリカのシンガーであるミッチ・ミラーによって一躍有名となりました。この曲の「黄色いバラ」とは、テキサスに実在したエミリー・モルガンという女性のこと。彼女は19世紀前半のテキサスのメキシコからの独立を成功に導いたと言われています。歌詞は黄色いバラと称された女性への愛を歌ったもの。愛の告白というと赤いバラを連想する方が多いかもしれませんが、「テキサスの黄色いバラ」にちなんで、黄色いバラをお贈りしても素敵ですね。ただし、バラは「プロポーズ」を連想する人も多く、まだプロポーズの予定がないという方や、バラの花を女性にお贈りするのは照れくさいと感じる方は、他の種類の黄色いお花を贈りしてみてはいかがでしょうか。

もちろん、女性だけでなく男性へ黄色いお花をお贈りするのもおすすめです。黄色はピンクなどのように、性別を感じさせにくい色ですので、性別を問わずにお贈りできるのではないかと思います。

見る人を前向きで幸せな気持ちにしてくれるだけでなく、素敵な意味も持つ黄色いお花を贈り物に選んでみてはいかがでしょうか。